Gallbladder FAQ胆のうのよくある質問
胆のうについて
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胆のうはどのような働きをする臓器ですか?
胆のうは、肝臓の下にある洋なし形の小さな臓器です。肝臓でつくられた胆汁を一時的にため、濃縮する働きがあります。
食事をとると胆のうが収縮し、濃縮された胆汁を十二指腸へ送り出します。胆汁は、食事に含まれる脂肪の消化・吸収を助けます。 -
胆のうの病気にはどのようなものがありますか?
代表的な胆のうの病気には、胆のう結石症(胆石症)、胆のうポリープ、胆のう腺筋腫症、胆のう炎などがあります。
いずれも初期には自覚症状がないことが多く、健康診断の腹部超音波検査で偶然見つかるケースも少なくありません。当院では、これらの胆のう疾患の診断と治療に対応しています。 -
健康診断で胆のうの異常を指摘されました。放置しても大丈夫ですか?
自覚症状がなくても、自己判断で放置することはおすすめできません。指摘された内容に応じて、経過観察でよいのか、精密検査や治療が必要なのかを医師が判断します。
胆石やポリープは、症状がなくても経過観察が必要になることがあり、まれに悪性疾患との区別が必要な場合もあります。健康診断で胆のうの異常を指摘された場合は、一度、消化器外科など胆のう疾患を診療する医療機関へご相談ください。
胆石について
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胆石はなぜできるのですか?
胆石は、胆汁に含まれる成分が固まってできる結石です。最も多いのは、コレステロールを主成分とする胆石です。
脂質の多い食生活、肥満、急激なダイエット、加齢などが、胆石ができやすくなる要因として知られています。食生活の欧米化に伴い、コレステロール胆石は増加傾向にあるとされています。 -
症状がなければ、胆石は治療しなくてもよいですか?
症状のない胆石は、必ずしもすぐに手術が必要となるわけではなく、定期的な経過観察となる場合も多くあります。
ただし、胆石の大きさや胆のうの状態によっては、症状がなくても治療が推奨されることがあります。自己判断で放置せず、まずは医師の評価を受け、必要に応じて定期的な検査を続けてください。 -
胆石は薬で溶かすことはできませんか?
胆石の種類や大きさなど、一定の条件を満たす場合には、内服薬による溶解療法が選択肢となることがあります。
ただし、胆石が溶けるまでには長い期間を要します。すべての胆石に効果があるわけではなく、いったん溶けても再発する可能性があります。症状のある胆石症に対する根本的な治療は、胆のうを摘出する手術です。 -
胆石があると言われました。食事で気をつけることはありますか?
脂っこい食事は胆のうの収縮を促し、胆石発作のきっかけになることがあります。脂質の摂りすぎを控えることが基本です。
長時間の絶食後にまとめて食事をとると、発作が起こりやすくなることがあります。規則正しい食生活を心がけてください。なお、食事への配慮は発作の予防を目的とするものであり、胆石そのものをなくす治療ではありません。 -
胆石を放置するとどうなりますか?
胆石があっても無症状のまま経過する方はいます。一方、胆石が胆のうの出口に詰まると、強い腹痛を伴う胆石発作や急性胆のう炎を起こすことがあります。
炎症を繰り返すと胆のうの壁が厚くなり、手術の難易度が上がる場合もあります。胆石を指摘されたあとは、医師の指示に従って経過をみることが大切です。 -
胆石発作とはどのような症状ですか?
胆石発作では、みぞおちから右上腹部にかけて強い痛みが起こります。脂っこい食事のあとや夜間に起こりやすく、右肩や背中まで痛みが響くこともあります。
痛みが数時間で治まる場合もありますが、長く続く場合や発熱を伴う場合は、急性胆のう炎などを起こしている可能性があります。速やかに医療機関を受診してください。
胆のうポリープ・胆のう腺筋腫症について
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胆のうポリープはがんですか?
胆のうポリープの多くは、コレステロールポリープと呼ばれる良性のもので、がんではありません。
ただし、大きさが10mmを超えるもの、経過観察中に大きくなる傾向がみられるもの、幅広く盛り上がった形をしているものなどは、悪性の可能性を考慮する必要があります。定期的な検査で、ポリープの大きさや形、変化の有無を確認します。 -
胆のうポリープは、どのような場合に手術が必要ですか?
一般的には、大きさが10mm以上のポリープ、経過観察中に大きくなっているポリープ、画像検査で悪性を否定できない形態のポリープなどが、手術を検討する対象となります。
胆のうポリープだけを切除することはできないため、治療が必要な場合は胆のうごと摘出します。手術が必要かどうかは、超音波検査などの画像所見をもとに、医師が総合的に判断します。 -
胆のう腺筋腫症とはどのような病気ですか?
胆のう腺筋腫症は、胆のうの壁が部分的または全体的に厚くなる良性の病気です。多くは無症状で、健康診断などの超音波検査で偶然見つかります。
症状がなければ経過観察となることが一般的です。ただし、腹痛などの症状を伴う場合や、検査を行っても胆のうがんとの区別が難しい場合には、手術による治療が推奨されることがあります。
